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3年ぶりの「夜間歩行」


2009年から始まった4年生の「夜間歩行」。昨年度は台風直撃予報のため中止。一昨年度は台風接近のため短縮バージョン(日中に行ったので夜は歩いていない)での実施であった。今回は通常の43kmでは実施できず27kmの短縮バージョンであったが、3年ぶりに夜間にしまなみ海道を歩くことができた。


《参考》

通常43kmバージョン

生口島~【多々羅大橋】~大三島~【大三島橋】~伯方島~【伯方・大島大橋】~大島~【来島海峡大橋】~愛媛県今治市(四国)


今回短縮27kmバージョン

大三島~【大三島橋】~伯方島~【伯方・大島大橋】~大島~【来島海峡大橋】~愛媛県今治市(四国)



今年度の夜間歩行を実施するまでの経緯

当初は通常の43kmで行う方向で考えていました。しかし、最終決断をする9月の段階では緊急事態宣言下であったので通常の43kmで行うことは難しいであろうということになり、昨年度も計画をしていた27kmの短縮バージョンで行うことを決めました。

2年前(現6年生)の日中に行った際は、ずっと元気よく歩いて遠足の延長のような感じになっていたことと生徒からやはり「夜に歩きたかった」という感想があったこともあり、今年度は是が非でも夜に歩きたいと考えていました。



企画・準備の段階で(日程調整以外で)苦労したこと、大変だったこと

そこまで大きな苦労があったわけではないのですが、本校の秋休みは多くの学年で学校行事があり、夜間歩行に携わる教員の確保および人員配置に毎年苦慮します。今年度は初めての短縮バージョンということとコロナ禍での開催ということもありなるべくコンパクトに、かつ生徒の安全は最大限に確保する人員配置に気を遣いました。



岩崎先生を除く4年生の担任全員が初めての夜間歩行

どの先生も全員「完歩します!」と夜間歩行に前向きでやる気に満ち溢れていましたので不安とかはなかったです。私は歩くのは半分でいいかな、と思っていたのですが…(笑)。でも、こういう姿勢は学年の雰囲気をよくしたのではないかと思います。27kmだったので、大人でも頑張れば十分歩ける距離だったのは良かったです。



夜間歩行当日、実際に歩いてみて…

日頃じっくり話すことのできないクラスの生徒と話をできたことは良かったです。普段の教室に担任がいたらなかなか生徒も話しにくいだろうけど、夜間歩行の環境であれば普段以上に色々な話を耳にすることができ、タイミングが良ければその話に入っていけるというのは教員の立場としても貴重な時間でした。

他のクラスの到着時間等がリアルタイムで連絡が入ってくるので、それに合わせて自分のクラスの歩くペースをコントロールしないといけないところは気を配りましたし、自分のペースで歩けないことは地味に体力を消耗します。

あとは、実施数日前までは曇りの予報だったのですが、当日は雲ひとつない天候でしかも月明りもなかったので星がとてもきれいでした。私のクラスだけで10人以上が流れ星を見ることができ、プラスアルファでいい思い出になりました。



ゴール後の生徒の様子などから感じたこと

「夜眠くなって目をつむりながら歩いていた」や「無の時間があって気がついたら夜が明けていた」という非日常の体験は、生徒にとって思い出に残る学校行事になったと思います。

振り返るといろんな意味でいい経験ができたと思います。生徒にとってはクラスの結束が強くなったこと、学校としてもコロナ禍でも夜間歩行が行えたという経験が積めたこと、一方で生徒の体力が低下していると言われている中で今回のような実施形態も可能ではないかと考えさせられる夜間歩行でした。通常の43kmバージョンでは最後の来島海峡大橋を渡るころに日の出の時間で、天気が良いときはきれいな朝焼けや日の出を見ながらゴールを迎えますが、今回は30分以上ゴールが早かったので、短縮バージョンで行う場合の時間設定は再考する価値はあるかもしれません。

短縮バージョンも含め今回で12回目となる夜間歩行ですが、今後も生徒の思い出となるなぎさの伝統行事となればいいなと思っています。