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生徒会長インタビュー

~生徒会長としての1年間を振り返って~




生徒会長になろうと思ったきっかけを教えてください

 

私は昨年度、生徒会の文化部長を務めました。そこで生徒会の一役員として文化祭を創る側ではなく、生徒会役員も先導して文化祭を創り上げることができた達成感を大きく感じたからです。



生徒会は日頃、どのような活動をしていますか

 

2月と6月はレク大会、11月は文化祭があります。どの行事も一朝一夕の準備ではうまくいきません。特に文化祭は、夏休み前から動き出します。6月のレク大会は旧役員と新役員のバトンタッチのための行事といっても過言ではありません。生徒会活動は行事だけではなく、全校生徒の意見を聞くための目安箱の確認や音楽放送アンケートを実施するなどして生徒の声を目に見える形にする仕事もあります。



生徒会長を務めて、一番楽しかったことは何ですか

 

一番楽しかったことは文化祭です。学外からのお客様を迎える行事なので、生徒会役員も相当の覚悟とやる気があります。しかし残念なことに、私が携わった文化祭はどれも「コロナ禍での文化祭」でした。中庭ステージの中止、飲食禁止など、以前は当たり前だった文化祭が全て変わってしまいました。後輩とパソコンで、体育館入場用の整理券を1200枚も作成したり、感染防止対策を先生方と一緒に考えたりと役員にしかできない経験ができたことが楽しかったです。また、回を重ねるごとに臨機応変な対応ができるくらいに成長した後輩たちの姿を見るこができたことも嬉しかったです。



生徒会長を務めて、一番大変だったことは何ですか

 

一番楽しかったことは文化祭ですが、一番大変だったことも文化祭です。生徒会役員同士、生徒会役員と先生方の間のコミュニケーション不足から生じる失敗が7月から露呈してしまい、「これでは文化祭は成功しない」と生徒会の部室に行くことが苦になった時もありました。また、生徒会新役員に生徒会の仕事を一つずつ教えるのは大変で時間もかかります。しかし、新役員にとって生徒会の仕事が何も分からないのは昔の自分自身と同じです。その時に多くの時間を割いて私に生徒会の仕事を教えてくださった先輩方のことを思い出し、私も先輩と同じように引き継ぎました。文化祭まで1ヶ月をきった10月中旬頃からは新役員も頼もしくなりました。



最後に、次期生徒会長へメッセージをお願いします

 

生徒会長就任おめでとうございます。この3年間開催された「コロナ禍での文化祭」が今年からは「コロナ禍以前の制限なしの文化祭」になるそうです。文化祭は生徒会長1人の力だけでは開催できません。昨年の経験で生かせるところは生かし、今年の新しい生徒会にしか創りあげることができない新しい文化祭の形を創り上げてください。生徒会役員も頼りながら、仕事を1人だけで抱えずに1年間頑張ってください!






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