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生徒の自主性を育む日本一周!?研修旅行



これまでの日本一周!?研修旅行と今年のちがい

これまでは東京を経由してから東北地方へ進む行程でしたが、時期が東京オリンピックと重なっていたこともあり今年は東京を経由せず名古屋から北上し長岡(新潟県)から東北地方へ進むよう変更しました。また、コロナ禍での研修旅行実施ということで宿泊場所の変更もしました。昨年まで宿泊していた名古屋・東京・仙台から一宮(愛知県)・長岡・名取(宮城県)に変更しコロナ対策もできる限り考慮した行程を組みました。



日本一周!?コース初訪問の長岡

ホテル到着が20:00なので、街並みを堪能することはできませんでした。朝に散歩をしましたがホテル近辺は住宅街で何もない(笑)。近くにホテルも多くないのでホテルを押さえるのも苦労したのではないかと感じました。ただ、同時期にインターハイを実施していて2校ほど同じホテルに宿泊していました。背の高いバスケットボールの選手がいたことが印象に残っています。今年ならではの光景ですね。



参加生徒は毎年変わるが…

大きな差は特に感じません。この日本一周!?コースは自分たちで自分の行動を自分で動けるよう日々研鑽する旅なので、1週間でできるようになります。最初はいろいろ目を配り気を使う必要はありますが中盤以降は生徒が自分で考えて行動できるようになるので引率の立場としては楽になります。なので、もう1週間続けて日本二周しても大丈夫だと思います。



事前学習で一番大切にしていること

実は今回は少し失敗しました。(宿泊先が決まらないなどコロナ禍で様々な要因が重なり)行程がなかなか固まりませんでした。例年は行程に基づいて深く事前学習を行うことができるのですが、今年は行程がなかなか決まらないことにより行く先々での研修部分の内容が例年より薄くなってしまったな、と感じています。コロナ禍なので仕方ないのですが、行程が決まるのが例年より1か月遅かったです。その分、事前学習でできることが今年は限られました。それが生徒たちにとってはかわいそうでした。



引率者として印象に残っている場所・生徒たちのウケのいい場所

自由散策は生徒自身が考え行動するので、訪問場所は様々です。したがって特定の場所が人気だという認識はありません。ただし、彦根城・松本城・会津若松城の3つは必須で訪問させています。その際に「五稜郭にも絶対に行かないといけないのですか?」と尋ねる生徒がいて、このコースの意味をしっかりと自覚していった生徒もいたんだな、と感じました。

私自身印象に残っているのは函館と稚内です。ただし、何度も訪問しているので今までに行ったことないところを探しながら散策することが多いです。今回印象に残っている場所としては、自由散策の時間が比較的ゆっくりとれた鹿児島です。今までに訪れたことのない場所(鹿児島県歴史資料センター黎明館:城は残っていないが石垣が残っていて城跡がそのまま資料館になっている)に偶然入ってみたらとても良くて全然飽きることなく2時間以上滞在しました。これも日本六周しているから訪れる場所であり、この経験が次年度以降に生徒に紹介できる場所がどんどん増えていくところはこのコースの引率の魅力の一つだと思います。



旅行前と旅行後の生徒に見える変化

目つきが変わります。最初は受け身だった生徒が自覚をもって自発的に行動できるようになり、人の目をきちんと見て話を聞くことができるようになります。最初は「注目!」と言わないとこちらを向かなかった集団が、旅行途中から集合したら全員こちらを見て人の話を聞くようになります。引率として鉄道を利用する場合、生徒がきちんとつい来ているか、全員きちんと電車を降りることはできたかなど気を配らないといけない場面が多くありますが、日本一周!?コースは途中からそういった心配はほとんどせずに行動できるようになります。そういったことも含め1週間で成長する姿は目の当たりにできます。



日本一周!?コースを知らない人に、このコースの良さを簡潔に伝えるとしたら

このコースでの最北端は北海道の稚内、最南端は鹿児島まで原則「青春18きっぷ」すなわち鈍行列車で田舎の風景を見ながらゆったり時間が使って景色を堪能したりできるので、自分に余裕をもったり自分を見つめなおしたりできる時間が持てる旅です。あとは自分たちで考えたところを計画的に動き、毎日最後に反省会をしますがその反省を生かし翌日の行動に活かすことができるなど人間性を豊かにしたり責任感が生まれたりとかそういったものを育むにはとてもいい旅だと思います。