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広島なぎさらしい卒業アルバムを追い求めて


アルバム制作会社/グリーンブリーズ 高林 真澄さん

卒業アルバム担当/徳山 浩志先生

卒業アルバム委員/肥田 百々香さん(委員長)・小林 暖さん・井坂 あゆみさん・木村 莉奈さん



卒業アルバムの歴史

 

卒業アルバム制作は19年前、当時の校長先生(八川校長)からの「他の学校にはない、なぎさ(当時は工大広島)らしいアルバムを作れないか」というお声がけからスタートしました。当時から企画、デザイン、素材集め、編集まですべて生徒主導で行い、私は常に「これは大人が会社でやっていることと全く同じこと。ここで得た経験はどんな仕事に就いても役に立つから頑張りなさい。最後までやり切りなさい。」という言葉がけをしてきました。いろいろなものが変わっていく中で、毎年毎年がチャレンジではありますが、どんな生徒さんに会えるのかと、いつも楽しみにしています。



2020年度制作委員

 

先輩たちのアルバムを見て、私たちも一生の思い出になるものを作りたいと思い、アルバム委員に立候補しました。高林さんから今までにない企画にしようと提案していただき、自分たちの個性を出すにはどうしたらいいかを考えました。一人ひとりの個性を出せるようなレイアウトや、手書きの文字、10年後の姿をそれぞれが思い描いて書いた部分には特にこだわりました。勉強との両立は大変でしんどい時期もありました。時には衝突することもありましたが、お互いの意見をぶつけ合うことで納得できるものが完成しました。様々な苦難を乗り越えて、一つのことをやり切ったことは、とても良い経験になりました。



完成した卒業アルバムを見て

 

毎年完成したアルバムを見ると、このアルバム作りは本校の特色であり、教育の一環だということを改めて感じます。本校としては、20年近くこのアルバムの作り方をしており、このスタイルが当たり前のようになっている部分もありますが、生徒達にとっては一生に一度の卒業アルバムです。受験勉強との両立や、仲間との意見の違い、そしてコロナなど様々な困難を乗り越えて、今年のアルバムは完成しました。自分たちの個性や、学年のキャラクターを前面に押し出した、他にはないアルバムを、一生懸命作ってくれたと思います。



今年の卒業アルバムについて

 

最初のミーティングでは、「先輩たちのアルバムを参考にしても良いけれど、あなたたちのアルバムにしてほしい」という言葉からスタートしました。コロナの影響で途中、行事が中止になり、学校が休校となる中で、限られた時間の中での制作でした。そのような中でも、メインは一人ひとりの全身を紹介するページにして、10年後の自分に向けてのメッセージを載せようというアイデアが出てきたのです。多様性を尊重する、なぎささんらしいリベラルなアルバムになったと思います。

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