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卒業生を送って



この学年を中1から6年間持ち上がって、今の率直な気持ち

 

「ありがとう」、この言葉が一番初めに出てきました。6年前と3年前、大きな可能性を秘めたみなさんと出会うことができました。これからどう成長していくのだろうと今後をとても楽しみに思い、みなさんと出会ったのを覚えています。そしてみなさんは、これまでたくさんの経験を積み重ねたと思いますが、成功からだけでなく失敗からも何かを得ながら大きく成長しました。卒業するにあたり、それぞれが未来の可能性をさらに大きく広げることができたと信じています。長いようで本当にあっという間の日々でしたが、私もみなさんから多くのことを学ぶことができました。みなさんと出会い、そしてともに歩むことができたことに感謝しています。



コロナ禍で最後の(5年生・6年生の)2年間は生徒も大変な学校生活だったと思うが、学年主任として感じること

 

先行きが不透明で何かと制限のかかる生活を送らざるを得なくなる中、それぞれが大きな不安を抱えたことでしょう。数々の行事が中止となるなど、我慢を強いられる状況にいら立ちを感じたこともあったかと思います。しかし、この逆境の中でも工夫してできることは何か、諦めずにすべきことは何かを模索し、実践することで状況にもうまく対応し、何よりそばにいる大切な仲間とともに困難を乗り越えてくることができたのではないでしょうか。このような状況下で高校生活を過ごしたみなさんですので、今後社会の荒波に揉まれ、どんなことがあったとしても、この経験で得たものを活かして乗り越えることができると信じています。



生徒の成長を感じた場面

 

それぞれの学年の様々な場面で成長を感じてきましたが、何より毎日が成長の日々だったと思っています。一日一歩といかないまでも半歩、時にはつま先分しか進まないこともあったかもしれませんし、後退してしまったこともあったかもしれません。しかし、それは次に踏み出す大きな一歩の準備だと考えると、その準備も成長の一つだと捉えることができます。みなさんは学校生活を送りながら着実に準備を重ねることができていましたので、特に6年生の1年間は、それぞれが人生にとって大きな一歩を踏み出すことができたと感じています。自らの将来を考え、悩み、不安を感じながらも努力を積み重ね、「こんなにがむしゃらに頑張ることができるんだ」と新たな自分に気づいた人もたくさんいたのではないでしょうか。「1年前はこんなに勉強ができると思っていなかった。初めはつらかったけれど、やっているうちにやらない方が落ち着かなくなった。」と語る生徒もおり、目標をはっきりと定め、自分を信じてとことん努力を続けることで、確実に自身のポテンシャルは高まり、目標達成へと近づけるのだと、日々過ごしながらみなさんの成長を感じることができました。



卒業後の生徒に期待をすること

 

今までのみなさんは、ある程度レールが敷かれているところを進んできたようなものです。中にはその方が楽という人もいるのかもしれません。しかし、これから先もレールの敷かれた人生を過ごしていくのでしょうか。そのような人生、おもしろくないでしょう。未来がどうなるかは誰にもわかりません。みなさんは何も決まっていない未来へとこれから進んでいきます。何も決まってない人生のシナリオを自ら作り上げていくのです。不安に思うこともあるでしょうが、何も決まっていないということはみなさん自身でどうにでも作り上げていくことができるということです。たくさんの夢を持ち、いろいろなことに挑戦し続け、社会の様々な場で活躍してください。みなさんならできると信じています。



最後に…

 

卒業式の翌日、みなさんが去った北棟3Fへ行ったとき、「終わった」とつぶやいてしまっている私がいました。朝になれば当たり前のようにみなさんが登校し、当たり前のように何気ない会話を交わしていた日々はもうやって来ない、終わってしまったのだと言いようのないさみしさを感じてしまっていたのです。ですが、みなさんは可能性の広がった未来へ向けて大きく飛び立ったのですから、とても喜ばしいことであるはずです。さみしさばかりを感じている場合ではありません。みなさんのさらなる成長を信じ、応援しなくてどうするのでしょう。卒業とは高校生活の区切りですが、第57回卒業生としてのスタートでもあります。これからたくさんの経験を積み重ねて、さらに大きく成長してください。そして、またいつか近況を話しに来てください。第57回卒業生の将来の活躍を期待しています。本当にありがとうございました。

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