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北海道スキー研修旅行



本校の5年生の研修旅行は、今年度は9コースから選択(海外中止により実施は5コース)できます。その中で「北海道スキーコース」は一番長く実施されています。本校のスキー研修旅行の特長は、1人のインストラクターにつき生徒が5人という少人数で、初日から3日間質の高いレッスンを受けることができ、4日目にはスキー検定(バッジテスト)を受検します。広島では経験できないスキー研修について、今回引率した5年学年主任の奥田先生にお話を伺いました。



コロナ禍での実施について,学年主任という立場で、苦労したことなど

 

夏のコースが実施されたため、どうしても冬コースを実施したい思いが強かったです。緊急事態宣言などがいつ出されるかについては予測がつかないため、実施時期や場所を変えた代替案を用意するなど、こちらができる限りのことをしました。

予定通り実施できることになった後も、保護者の方からいただいた同意書の想いに応えるべく、旅行会社の方と連携しながら感染症予防対策を念入りに確認していきました。食事は皆同じ方向を向いての黙食、お風呂でも黙浴をするなど、感染症予防につとめました。温泉を楽しみにしていた生徒から、近所の温泉に入りにいっていいですか、と聞かれることもありましたが、断念してもらいました。例年とは違う行動制限の中で、生徒には不自由な思いもさせましたが、無事広島に帰って来られたことが何よりでした。



初心者も多い中、スキーをやってみて生徒の反応

 

すでにスキー検定3級を取得している生徒から、今までにスキーをしたことがなく運動も苦手な生徒まで、さまざまな生徒がこのコースに参加していました。私は今回、初心者の班の人たちと一緒に研修に参加したので、その様子をお話したいと思います。1日目はスキー板の履き方や歩き方、斜面での停止、ボーゲンの練習をしました。しかし、この日はうまくいかないことだらけでした。スキー板が思うように履けない。斜面でうまく止まれずズルズルと下へずれ落ちてしまう。途中で外れてしまったスキー板をうまく履くことができず、それを待っている班員の視線が痛い。とても苦しい状況が続いていました。そのため、1日目が終わった後の生徒の感想は「…もう嫌だ」など、とてもネガティブなものでした。2日目、少しずつできることが増えてきたものの、新たに習ったターンに苦戦し、転けることがさらに増えました。さらに、午後からはリフトに乗り、今までよりも一段と急になった斜面を目の前にすると、「怖い、もういい」といった言葉をこぼす生徒もいました。このときは一緒に研修を受けていて、とても先行きが不安になりました。ところが3日目になると、状況は一変しました。転ける生徒がほとんどいなくなり、研修もスムーズに進むようになりました。また、より険しい山を経験することで、急に思えていた斜面が緩やかに見えるようになってきたようで、「滑れるようになって嬉しい!」「楽しくなってきた!」「まだまだ滑りたい!」といった言葉がたくさん出るようになりました。インストラクターの方のアドバイスを聞き、自分なりに考え、工夫して、諦めず努力して、そしてひとつ壁を超えることができた生徒の姿は、とても頼もしく思えるものでした。


バッジテスト(スキー検定)について

 

4日目の午前中に、研修班毎にスキー検定が行われました。生徒はとても緊張していましたが、インストラクターの方に「これまでやってきたことが発揮すればいいだけ、これまで見てきていたから大丈夫!」と温かい声をかけていただいていました。結果、参加生徒77名、全員が合格することができました。どの生徒もこの3日間で確かな技術を身につけ、それをしっかりと発揮できた結果だと思います。バッジと認定証を受け取る生徒はとても嬉しそうでした。



ウポポイ民俗共生象徴空間や札幌自由散策などについて

 

ウポポイ民俗共生象徴空間では、アイヌの文化を後世に伝えていく強い想いを持った方たちによる伝統的な歌や踊りを鑑賞しました。鶴の舞いや雨の音など、自然の一部を表現した歌や踊りでした。また、アイヌ語で「こんにちは」を「イランカラプテ」というのですが、その意味は「あなたの心に触れさせて下さい」だそうです。このようなアイヌ民族の自然や人に対する尊敬の念は、いまの日本で失われつつある、大切な想いのようにも感じました。

札幌自由散策では、あらかじめ研修班ごとに決められた時間内で計画を立て、現地で実際に行動した。初めての地であるため、時間通りに戻ってこられない班があると思っていましたが、予想に反してすべての班が時間通りに戻ってくることができました。さすが5年生だなと感じました。



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