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Student’s Voice
人間力の育成
実体験を経ることで、
身近な社会問題に向き合う。
2年生で行った手引き体験では、実際に白杖を使用して歩行する難しさを体験しました。例えば、段差に白杖が触れたら進むのが怖いと感じました。このような体験を通じて、道具や周りの人のサポートで安心して歩行できることを実感しました。一方、サポート役では相手の歩くスピードに合わせたり、周囲の様子を正確に伝えたりしないと、相手に不安を与え、事故にもつながりかねない重要な役割であることを学びました。視覚障害者の方々の生活について、本などで知ったことを実際に体験することでより一層理解が深まり、様々な視点で物事を考えられるようになりました。これまであまり身近に考えてこなかった社会問題も、実際に体験することでより身近な問題として考えられるようになりました。私は、この「人間科」の授業を通じて、支え合う社会、視覚障害者の方々と共に生きる、そんな社会にすべきだという意識が強くなりました。この授業後、私は日々の生活で白杖の音が聞こえたら道を譲ることができるようになりました。このように、自分の身近な問題として捉え、自ら行動できるようになれたことが私の成長です。

吉田絢香さん(3年生)
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