

バトントワーリング全国大会を振り返って
1月31日
左から 顧問:佐々木真弓先生/ 5年:岡村 沙紀さん/小村 陽花さん/柴田 璃乃さん/橘 桜子さん/谷口 由依 さん
佐々木先生
全国大会が終わってもう10日経ったね。
全員 えー!早い!もうそんなに経ったの?全く実感がないです。
佐々木先生
全国大会を終えての感想を教えてください。
谷口さん
中学の時から、全国大会に行きたいと思っていました。出場することが自分にとっての憧れでした。世の中がこのような状況でも大会を開催してもらえることが、本当に嬉しかったです。
岡村さん
昨年はオンライン開催でした。実際に会場に行くのは、自分たちにとっては最初で最後。だから、演技に対する重みがありました。最初は緊張するかと思っていたけど、全く緊張しなかったです。始まる前も演技中もずっと楽しいと思っていました。
橘さん
私は、やっと半年間やってきた成果が出せたと思いました。トップとして初めての大会。責任重大だなと感じながら、初めての舞台に立ちました。正直、不安でした。でも、色々な人に応援してもらえて、励ましてもらえました。振り返ってみると、自分たちは恵まれた環境でバトンができているのだと感じています。
佐々木先生
そうだね。自分たちが恵まれていると実感することって、あまりないからね。このような大舞台に立つ経験ができたからこそ、感じることができたものだろうね。
柴田さん
今までは、一緒に演技した10人、顧問の先生、後輩、家族が応援してくれていると思っていました。でも、全国大会の前に色々な先生から「お披露目会の演技すごかったよ」「大会頑張ってね」と、沢山声をかけてもらえました。応援してくれる人が沢山いるのは本当にありがたいなと感じました。
小村さん
全国大会も楽しかったけど、お披露目会(校内での演技披露)で先生があんなに来てくださるとは思っていなくて驚きました。自分達は愛されている、恵まれていると実感しました。
佐々木先生
私たちのクラブは、演技を見てくれる人がいないと始まらない。演技を披露する場に「見に行きたい!」と思われるクラブでないといけない。周りに応援されるってことは、バトン部員のみんなが日頃から周りを大事にしていたからだと思う。普段の挨拶とか、気遣いとかね。だから、お披露目会に足を運んでもらえるし、励ましてもらえるんじゃないかな。



佐々木先生
実際、夏休み明けから全国大会までの練習、大変でしたか。
全員 めっっっっちゃ大変でした!
谷口さん
部活と勉強との両立、この大変さがやっと分かりました。
岡村さん
定期考査週間は、多くても3時間くらいしか勉強時間が取れなかったです。
柴田さん
今までのテスト勉強より長期戦で臨んだため、早めに勉強を始めることができました。
佐々木先生
演技面だけでなく、勉強面でも成長できたってことだね。まだまだコロナが心配だけど、来年も全国大会が開催されたらいいね。
柴田さん
本当にそう思います。生で見るのと動画で見るのは、全然違うんですよ!
橘さん
実際に演技を見ると、本当に綺麗。圧倒されました。
岡村さん
上手な人の演技を見ていたら、自分も真似したくなるんです。
小村さん
早く練習したい!って思いました。
谷口さん
実際に見るのと、動画で見るのとでは見える範囲が違います。「この演技の時、こっちではこんな動きをしていたんだ!」って気づくこともありました。



佐々木先生
後輩たちに、どんなことを伝えていきたい?
谷口さん
自信をもってほしいです。全国大会に出ている人たちは、立っているだけで違います。自信に満ちていました。顔と体で全てを表現しているように見えました。
橘さん
全国大会に出る人たちは、小さいころからバトンに取り組んでいる人ばかりです。でも、自分たちは中学校に入ってから始めました。だから、自信が持ちにくいのだと思います。
佐々木先生
じゃあ、自信に満ちた演技ができるようにするためには、どう練習していったら良いと思う?
橘さん
今までは「自分が投げたバトンを取らんといけん。」と思っていました。自分のことばかり。でも、「自分が取ったら、みんなのためになる。」と思ってバトンを投げたらいいことに気づきました。
佐々木先生
団体演技の良さじゃね。一人で焦らなくてもいい。みんなを頼ってみんなで高め合う練習を続けていけば、自然と自信もついてくるだろうね。
佐々木先生
さて、バトン部の引退は5月のフラワーフェスティバルです。この後、どのように部活動に取り組んでいきたいですか。
小村さん
全国大会で完成しなくてできなかった技があります。フラワーでできるよう、悔いを残さないように練習していきたいです。
柴田さん
上手でも下手でも、自分たちの演技が誰かを魅了している、と思いながら楽しく踊りたいです。
橘さん
自分は、もうバトンを落としたくない。練習でも緊張感をもって、その場の雰囲気ののまれないような練習をしていきたいです。みんなで最後まで楽しく最高の思い出ができたらいいと思っています。
岡村さん
フラワーのステージでは、全国大会で踊ったアラジンをもう一度踊る予定です。レベルを落とさず、全国よりも上手!と思われるようにしたいです。
谷口さん
フラワーが、5年間の集大成になると思います。自分たちが気持ちよく踊ることができ、ずっと好きでいられるような踊りをしたいです。
佐々木先生
あと4ヶ月、みんなで力を合わせて頑張っていこうね。
